子どもはどちらも可愛いし、「どっちの方が可愛い」ということはありません。
だけどそんな私も下の子が生まれた時、下の子が可愛いかわからない時期がありました。
そんな私の体験談です。
※当然、今は下の子も可愛くて可愛くて仕方ないです(笑)
下の子可愛くない症候群
「上の子可愛くない症候群」はよく聞きます。
下の子が生まれる時位の時、上の子は丁度イヤイヤ期になるのもあり、上の子が可愛く思えない&下の子が可愛く見えるというものです。
私は2人目の時それはなかったのですが(多分長男のイヤイヤがそこまで酷くなかった&赤ちゃん返りがなかったからだと思います)、逆に下の子がなかなか可愛いと思えませんでした。
下の子妊娠時
下の子は自ら希望して産婦人科に通い、妊娠しました。
上の子がいての2人目妊娠ってなかなか大変で、月に3回位通ってた通院~1歳半だった上の子の相手をしながら耐えるつわり~お腹が出てきても抱っこをせがむ上の子を抱っこしたり、とにかく大変でした。
だけど、お腹の子はずっと憧れていた女の子。
楽しみで仕方がない…!
それ位、望んでいた下の子なのです。
出産後
そして出産後。「自分から子供が産まれた」のが信じられない、何だか不思議な気分になりました。
当然生まれたばかりの下の子は可愛い。新生児独特の可愛さ。
だけど何故か、「下の子を産んだ」という実感がなかなか湧きませんでした。帝王切開だったからお腹は確実に痛くて、確実に産んでいるのに。念願の女の子で、とても嬉しい筈なのに。
それよりも、入院で会えない上の子に会いたくて会いたくて…。私の場合は上にも書いた通り帝王切開で、入院が2週間。前半は痛みでそれどころではありませんが、手術後1週間を過ぎると余裕も出てきます。
下の子とゆっくり過ごせるのは今だけだとわかっているのに…大変でも早く家に帰って上の子に会いたい。そんな気持ちでいっぱいになりました。
実感がわいてきたのは生後何か月か過ぎてから
退院して、そのまま2人子育てに突入しました。そして、やはり上の子は可愛い。
下の子が可愛くない訳じゃないんです。でも何か、無理やり「可愛い」と思い込もうとしている感じ。
生まれてから全てが1番になってしまった上の子とは、何だか違いました。
下の子が生まれても、まだ上の子が一番だったんです。
そのまま、2人の子育てに追われつつ時は過ぎ…。
下の子が可愛くなってきたのは、何と生まれてから数か月すぎてからでした。
一緒に過ごしていくうちに、どんどん愛情が沸いてきたのかな…。
気が付けば上の子と同じ位可愛くなっていました。
「このまま可愛いと思えるのかな」と心配していたのは、完全に杞憂でした。
今は下の子もめちゃくちゃ可愛いです。上の子も当然可愛い。
よく聞くけど「愛しい気持ちが2倍になる」という言葉。これが私もぴったりきています。
どっちかというと大人しかった上の子に比べて、下の子はかなりやんちゃ。いたずらもいっぱいします。色々壊されてます。それでも可愛い。
どちらの方がが可愛いなんて、比べられなくなりました。
最後に
下の子可愛くない症候群、そして私はなりませんでしたが逆の上の子可愛くない症候群。
これは、誰が悪いとかでなくて、自然となってしまうものなんだと思います。
でも私の場合は時が解決してくれました。
もし同じ症状に悩んでいるママがいたら…あまり気に病まないで欲しいと思います。時が解決してくれるかもしれません。