3歳児が一人で家から脱走してしまいました。
ある日。旦那に1歳と3歳の子供2人を任せて私は外出(犬の散歩)していた時の話です。
40分程歩いて家の近所まで戻ってきた所で、家にいた筈の旦那に遭遇しました。
どうしたのか聞いたら、「3歳の息子が1人で家から出て行って、〇〇の所(家から大人の足で10分程の場所。距離にして800mほど)にいた」とのこと。
もうびっくりですよね…。
我が家は2階にリビングがあるので、そこで1歳の下の子と過ごしていた旦那。気が付けば息子がリビングにいなかったそうで、家の鍵が開いていたのでもしかして…と探しに出た所息子が外にいたようです。
(リビングが2階なので1階玄関の物音はあまり聞こえない)
玄関の鍵を開けて、一人で脱走した経緯
我が家には犬がいるのですが、子どもを2人を連れて犬の散歩に行くのが大変だったので、最近は専ら旦那が仕事終わりに家に帰ってきてから子供を旦那に預け、その間に1人で散歩に連れていっていました。
1歳を抱っこ紐、3歳を手をつないで犬の散歩に行くもいくこともありましたが、やはり1歳の子どもを抱っこした状態で3歳と犬両方危険がないように見守るのは怖かったので…。
その日は旦那の帰宅が遅く、旦那帰宅→ご飯をしてから出かけたので、時間は夜。
その日は昼寝をしてしまったのもあって、子どもは2人ともなかなか寝ず、旦那が帰ってきてからもリビングで遊んでいました。
私が出かける際、こっそり出ると私のことを探してしまうので「息子くんはお留守番だよ。パパとお家で待っててね。」と声をかけて、息子も「僕、お留守番」と言っていました。いつもはそれで納得して、家の中で遊んで待ってくれています。
それでも今日は、息子は外に行きたかったみたいです…。
一応玄関に向かう廊下にはベビーゲートがついています。自分で開閉するタイプなんですが、3歳の息子には既に開けられるようになっていました。
旦那が下の1歳の相手をしている間に、玄関の方へ行ってしまったようです。
玄関には明日出す予定のゴミが置いてあり、それに登って鍵をあけたみたいです。(たとえそれがなくても、知恵があるので玄関にあるスツールなどで鍵を開けることができたと思います)
いつも外出の時に着る、ジャンパーも玄関に置いてありました。(着て外に行こうとしたけど、1人で着れなかったんだと思われます)
12月の夜、3歳の男の子が一人、薄いパジャマ1枚で外を歩いていく。
わが家は大きな道の近くだし、夜でも車が沢山通る場所。
危険以外の何物でもありません。何もなくて、本当に良かった。
脱走の対策を考える
二度とこんなことがないように、ネットで見かけた玄関の脱走の対策をまとめてみました。
本人に言い聞かせる
3歳の息子は、もう鍵を開けることが出来ます。
出ていきたければいつでも出ていくことができます。今回も「お留守番」と伝えていたのに出て行ってしまいました…。
出ないように伝えていても、本人が「出ていきたい」と思ったら勝手に出て行ってしまうことがわかりました。言い聞かせるだけではまだ難しい。
ベビーゲートをして玄関に行けないようにする
わが家の場合は、このタイプのベビーゲートをつけています。
ロックを開けながら少し持ち上げて開閉するタイプで、難しいから開けれないと思っていたんですが、2歳過ぎからは自分で開けれるようになってしまいました。
2歳位までは、台所など危険な所に行かないようにするのにとても役立ったんですけどね。
なのでこれも外出を阻止するには難しい。
補助鍵をつける
自分でつける
一番現実的なのはこれかな?
手軽に付けられる補助鍵が通販やホームセンターで売っています。
ただ、開け方を見られたら子どもも簡単に開けられるようになりそうです。
また、物によっては今回のように子どもを家において外出する場合(当然旦那も家にいますが)自分(出ていく側)が1人で開け閉めできないのは不便だな、と思います。
旦那が夜遅く帰宅した時も、旦那一人で入ってこれないから内側から開けないといけないし。
買うならば両側から開けられる物がいいかもしれませんね。
賃貸用に、穴をあけずにつけられる補助鍵もあります。
プロに徘徊防止鍵をつけて貰う
外側からは普通の鍵なんですが、内側からも鍵がないと開けれない鍵があります。
参考:みんなの鍵屋さん
(自分ではうまく説明出来ないので、こちらのリンクから見てみてください。)
認知症の老人の方の徘徊防止に使われている鍵です。鍵屋さんによって値段は違いますが、何万かでつけて貰えるようです。プロにつけて貰うので、防犯の面でも安心ですよね。
鍵屋さんにて購入(取付予約)できます。
お近くの鍵屋さんで一度相談してみてくださいね。
わが家は実はこの鍵をつけているのですが、普段家に誰かが残っている時は、そっちの鍵は開けっ放しにしていました。
外に出る時や宅配便が来た時に、いちいち中から鍵で玄関を開けるのが面倒くさいのと、引っ越したばかりの時、鍵を管理していた旦那が鍵の場所を教えずに間違って鍵を閉めて仕事に行って、私が家に閉じ込められたことがあったからです。
これからはしっかりそっちを閉めることにします。インターフォンがなるとすぐ反応する子どもなので、内側用の鍵の隠し場所だけ見られないように注意しないと…。
最後に
小さな子供が一人で玄関の鍵を開けて出て行ってしまうことは、よくある事件のようです。
いくら気を付けていても、24時間見張っていることが出来ない以上、その危険性はあります。
何かあってからでは遅いので、早めに対策しておいた方がいいかもしれません。
私も注意します。